スパムメール

数字でみる迷惑メール大解剖

   

: メール , セキュリティ , 迷惑メール

By blog Nov 20 2019

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今もコミュニケーション手段としてビジネスには欠かせないメールですが、常に付きまとうのが迷惑メールの問題です。迷惑メールは効率的な業務の支障となるばかりか、ウイルス感染などセキュリティ上のリスクも引き起こします。今回は、迷惑メールの実態を数字で追ってみました。
 
日本で受信されるメールの約4割は迷惑メール
迷惑メールに関するデータの中でまず際立っているのが、その圧倒的な量です。総務省の統計によれば、日本国内で受信される迷惑メールの件数は、1日あたり約7億5千万通(2019年3月時点)。これはすべての電子メールのうち、実に約44%にも上ります。全メールに占める迷惑メールの割合は近年30%台後半~50%前後で推移しており、大きな改善は見られないのが現状です。
 
日本に着信した迷惑メールの送信元となる国・地域に着目してみると、2019年3月時点でのトップ5は日本(35.85%)、アメリカ(9.02%)、ブラジル(6.52%)、香港(5.63%)、ロシア(5.62%)の順に。日本のユーザー・企業も世界中の攻撃者からターゲットにされていることがわかります。
 
急増するビジネスメール詐欺(BEC)の脅威
迷惑メールの内容として多いのは主に出会い系、情報商材、金融関連などですが、ここ最近企業を標的にしたビジネスメール詐欺(BEC)が急増しています。BECとは、経営者、関係者、取引先などを騙って、金銭を攻撃者の口座に振り込ませようとするメール詐欺のこと。アメリカにおけるBECの被害総額は2018年に12.9億円に達し、前年比で約倍増となりました。BECの件数自体も、2014年には約200件だったのが、2018年には2万件を突破しています(FBIへの申告ベース)。
 
また、主に企業をターゲットとして情報を不正に入手しようとする標的型メール攻撃も近年増加傾向にあり、注意が必要です。警察庁の統計によれば、標的型メール攻撃の件数は2014年には1,723件でしたが、2018年には6,740件へと急激に増えています。
 
迷惑メール対策のカギとは
企業の迷惑メール対策のカギとなるのが、「受信する前にブロックする」ことです。迷惑メール対策としてはメールソフトのフィルタリング機能を使うのが一般的ですが、実はこれだと万全とは言えません。メールソフト付属のフィルタリング機能は、すべてのメールを受信した上でその中から迷惑メールを振り分けるのが基本です。そのため迷惑メールがサーバ容量や回線の帯域を無駄に消費することになるほか、迷惑メールに添付されたウイルスや不正ソフトなどを自社ネットワーク内に侵入させてしまう懸念が生じます。
 
「使えるメールバスター」で迷惑メールをかんたんブロック
そこでおすすめしたいのが、使えるねっとの完全クラウド型メールセキュリティサービス「使えるメールバスター」です。使えるメールバスターは、迷惑メール・スパムメール・ウイルスメールなどを、お客様のメールサーバに届く前に遮断するサービス。学習型AI技術を採用した独自フィルタリングシステムにより、ウイルス撃退率100%、スパム撃退率99.98%という高精度を実現しました。ランサムウェア対策、標的型メール攻撃対策としても非常に有効です。
 
使えるメールバスターはクラウド型なので初期投資が不要で、月額10,210円~という低コストで手軽に始められます。設定も簡単なので難しい専門知識は一切不要。独自の自己学習型スマート技術で継続的に精度改善や新しいマルウェアへの対応を行っているため、面倒なアップデート作業なども必要ありません。迷惑メールにお悩みの方は、ぜひご検討くださいね。
 
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※参考文献・データ出典元:迷惑メール白書2019 – 迷惑メール対策推進協議会(PDF)
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