クラウドストレージ

1TB(テラバイト)とはどれくらい?パソコン(HDD)やデータストレージの容量も解説

   

: #クラウド , #クラウドストレージ

By blog May 31 2022

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クラウドサービスを選ぶ際に気になる点はいろいろとあります。導入コストやセキュリティも重要ですが、決め手になるポイントの一つは容量ではないでしょうか?DX化(デジタル技術によって経営やビジネスプロセスを再構築すること)が進む中、企業間で転送・保管するデータは増加する一方です。

大容量と聞くと何となく「TB(テラバイト)」は大きそうだな…と連想されますが、実際どのくらいの量のファイルを保存できるのかイメージがわきづらいのではないでしょうか。そこで、今回の記事ではTB、GBなどストレージの容量にスポットライトを当てて、保存できるデータの量と人気のストレージサービスの容量設定について解説します。

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目次

1TB(テラバイト)とは?GB、TB、実際の容量別に解説

クラウドストレージサービスで一般的な容量設定

大容量データが必要な場合とは

業務で大容量データを使用する場合の例

使えるファイル箱を導入した事例を紹介

使えるファイル箱で容量ニーズと高度なセキュリティ要件を両立

 

1TB(テラバイト)とは?GB、TB、実際の容量別に解説

1TB(テラバイト)とは1000GB(厳密には1024GB)のことです。具体的には1TB(テラバイト)の録画時間はフルHD動画で約166時間に相当します。しかし、容量が大きければ大きいほど良いわけでもありません。なぜなら、大きくても使い切れないこともあるからです。大切なのは、自社のユーザー数や業務形態に合わせて選ぶことです。
企業規模や業種に関わりなく、業務データの大容量化が進んでいるため、クラウドストレージサービスの導入が必須といえるでしょう。この点、使えるファイル箱なら1TB(追加も可能)、ユーザー数無制限で安心です。

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ノートパソコンのハードディスク(HDD)1TB搭載容量とは

デスクトップパソコンに比べ、ノートパソコンには大型のHDDを搭載することは難しく、128GB(ギガバイト)、256GB、516GB、1TBなどが主流といえるでしょう。ただ、近年個人が扱うデータも大容量化しているため、hddで1tbか2tbどっちか迷ったり、ノートパソコンでも1tbは必要と考えたりする人も増えています。そうしたニーズゆえに1テラのハードディスクの価格も以前では考えられないくらいリーズナブルになりました。
データの基本単位は1バイトで、厳密にはその1024倍で次の単位に移行しますが、1テラは何ギガかといえば、1000ギガと覚えておいて問題ありません。

・1,000B(バイト)=1KB(キロバイト)

・1,000KB=1MB(メガバイト)

・1,000MB=1GB(ギガバイト)

・1,000GB=1TB(テラバイト)

最近ではHDDより読み書きの速度が速く、衝撃に強いSSD(ソリッドステートドライブ)も普及しています。ただ、HDDよりも価格が高く、容量も少な目のものが多く、ノートパソコンに内蔵しているSSDは240〜500GBが大半のようです。
 

各メディアに換算した場合の容量比較

1TBが大容量ということは分かっても、数字だけではイメージがわきにくいと思います。以下では身近なメディアに換算してその大きさを具体化してみましょう。

各メディアに換算した場合の容量比較
 

デジカメ写真の1TBとは?

→1枚4MBのJPEG画像ファイル約25万枚 
 

スマホの1TBとは?

→1台100GBのスマホ約10台
 

動画録画時間の1TBとは?

→フルHD動画ファイル約166時間、4k映像の録画時間は1tb=約65時間
 

音楽の1TBとは?

→1曲5MBのMP3音楽ファイル約20万曲
 

文庫本の1TBとは?

→1冊100MBの文庫本約10,000冊

いかがでしょうか?1TBの大きさがどのくらいか何となく分かっていただけたかと思います。

 

クラウドストレージサービスで一般的な容量設定

それでは、使えるねっとが提供しているようなクラウドストレージサービスでは一般的にどのような容量設定なのかを見てみましょう。各企業ともさまざまなプランを用意していますが、以下では法人向けのスタンダードなプランを例に比較してみます。



上表から「使えるファイル箱」が他社に比べて必要十分な容量を備えており、料金体系がシンプルであることが分かります。また、圧倒的な魅力はユーザー数無制限です。
 

容量は大きければ大きいほどよいのか?

上記表では容量と料金だけを比較していますが、お気づきのように業界大手の容量設定は無制限のサービスも含めて増加傾向にあります。ただ、料金は1ユーザーごとの設定がほとんどであることに注意が必要です。
 

ポイント1:ユーザーごとの容量が多くても「使われない」ケースが大半

大手クラウドサービスのプランには1ユーザーあたり2TBなど大容量のものもありますが、ある企業内の1ユーザーが2TBもの容量を効率的に利用することは非常にまれでしょう(エクセルやワードを200万ファイルも保存するでしょうか…)。

一見「大きい方がお得!」に見えがちですが、実際に運用を始めるとそこまで使わない…ということが多く、費用削減のためにアカウントを共有し、ユーザー数を減らすことで対応しようとするケースが多くみられます。しかし、複数ユーザーでアカウントを使いまわすとなるとやはりセキュリティ面で懸念が生じてくるという弊害もあります(例えば、データが削除された場合に誰が行ったのか分からなくなるなど)。

また、オンラインストレージの最大の魅力である「フォルダ毎、ユーザー毎に誰が何を閲覧、編集できるかを一元管理できる」というメリットが失われてしまいます。このため重要なデータは結局部長の個人PCの中、なんていうことが起こってしまいます。費用削減のためアカウントを共有すると、せっかく大容量のプランを契約したのに宝の持ち腐れになってしまうだけでなく、結果として自らセキュリティの脆弱性を招いてしまうのはあまりお勧めとは言えません。
 

ポイント2:「ユーザー数無制限」だと容量もセキュリティ効果も両立

逆に使えるファイル箱のようにユーザー数無制限であれば、追加料金なしで全社員や取引先でフォルダを分けて、無駄なく容量を共有できます。基本プランでは1TBご利用いただけるため、中小企業のユーザー様には十分な容量です。ユーザーごとにアカウントを作成し、退職や契約終了などで不要になったユーザーのアカウントは削除するだけで済むため管理・セキュリティ面でも安心です。

このようにクラウドストレージサービスは容量が大きければよいというわけではなく、自社の業務内容や使用する人数、扱うデータ量や種類に合わせて選ぶことが大切です。

 

大容量データが必要な場合とは

使えるファイル箱の初期容量が1TBに設定されているのをはじめとして、クラウドストレージサービスが大容量化するのには理由があります。それはコロナ禍やDX化に伴い、企業が生み出し、やりとりするデータ量が増加しているからです。
総務省の調査によると、2020年5月の国内固定系ブロードバンドインターネットサービス契約者の総ダウンロードトラフィックは約19.0Tbps*(推定)で、前年同月比57.4%増でした。

*Tbps(テラビット毎秒):1秒間に何兆ビット(1テラビット = 1,000GB)のデータを転送できるかを表す単位。2.5Tbpsで既にBlu-ray映画を毎秒7本ペースで継続ダウンロードできるそうなので(参照:ギズモード)、19Tbpsはまさに桁違いの速さということが分かります。
 

業務データの大規模化が進み、データ保管・共有ニーズが拡大

これまでは企業間のデータのやり取りはメールやFTP(ファイル転送プロトコル)が主流でしたが、転送できるデータ容量に制限があり、送信する際に圧縮や加工、分割などが必要でした。メールに添付できるデータ容量は10~100MBであるため、高画質の画像ファイルや映像を送りたい場合はほぼ不可能です。

こうしたやりとりがスムーズに行えなければ時間のロスが発生し、工期に大幅な遅れが出てしまうことになります。テレワーク導入で業務拠点がさらに増加しているため、データをどのように保存、共有していくか、この課題を首尾よく解決できなければ、企業は結果的に競争優位性を失ってしまうでしょう。

 

業務で大容量データを使用する場合の例

以下に具体例を挙げてみましょう。

・製造業などで設計・書類データをやり取りする場合

・海外にエンジニアやクリエイター、マーケターを抱えており、言語やOSの違いを超えて情報共有する場合

・建築・建設業において、施工者とCADデータ・図面・現場写真のやり取りをする場合

・研究所が解析した巨大な研究データを送付する場合

・デザインデータを印刷・広告会社に送信する場合

・国内メーカーが海外工場に作業手順に関する説明動画を送付する場合

いずれもクラウドストレージサービスなら共有がスピーディー、安全かつ簡単です。


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使えるファイル箱を導入した事例を紹介

数あるクラウドストレージサービスの中で、容量1TB、ユーザー数無制限の「使えるファイル箱」の使い勝手はどうなのでしょうか?それを知るには実際に導入した中小企業様の事例をみてみるのが一番です。以下、2つご紹介いたします。
 

ビジネスアプリケーション開発やネットワーク構築を行っているIT企業 

トラステックは主軸である金融に加えて、交通・医療の分野にも事業展開しているIT企業です。
クラウドストレージサービスの導入にあたって、使えるファイル箱を選んだ決め手は1TBの十分な容量と固定料金制の2点だったようです。

導入後、エンジニアが客先からでもファイルを閲覧できたり、オフィスに戻らずとも資料のやり取りを行ったりできるため、交通費や移動時間の節約に繋がっていると実感しておられるようです。
また、ユーザー数無制限で社員だけでなく、お客様にもIDを割り当てて使えるため、システム開発など共同作業をする際にとても使いやすいとのことです。
さらにファイルをすべてクラウド上で管理してもらえていることで災害時も安心して構えていられるともおっしゃっています。

使えるファイル箱で業務効率化を達成した導入事例の全文はこちらからご覧ください。


トラステック 代表取締役の写真

 

電子部品の製造や精密板金・塗装などを手掛ける老舗企業

松代工業株式会社は1958年の創業以来、電子部品および精密板金を軸にものづくりを通じて人々の豊かな暮らしや社会発展に貢献してきました。昭和・平成・令和という3つの時代を駆け抜けてきた同社は変化に迅速に対応する先進的でチャレンジ精神旺盛な企業でもあります。

松代工業ではこれまで自社でファイルサーバーを運用していましたが、日常的な運用コストだけでなく、定期的な物理サーバーの入れ替えやアップデートが担当部門のリソースを圧迫していました。そうした中、ファイルサーバーのクラウド化を模索し始め、最終的に「使えるファイル箱」を選択しました。

決め手になったのは、その「空気みたいに使える」使いやすさとシンプルさだったといいます。現在、同社では総務や経理に加えて、工場で発生したさまざまな品質保証データのやりとりに使えるファイル箱を活用しているとのこと。いずれは図面などの共有にも使いたいとおっしゃっていますが、余裕ある1TBの容量のため、将来性も抜群です。

1TBの導入実績に関する事例記事の全文はこちらからご覧ください。


松代工業 代表取締役社長の写真
 

使えるファイル箱で容量ニーズと高度なセキュリティ要件を両立

使えるファイル箱はユーザー数無制限でスタンダードプランなら1年契約をしていただくと、月単価18,480円(税込)でお得にご利用いただけます。
容量に関しては、WordやExcelのやり取りや保存であれば特に気にする必要はありませんが、前述したように建築会社やデザイン・動画の制作会社は専用のツールを用いて作業するため、そもそも処理するデータが大きくなりがちです。1TBの大容量であれば、個々の社員が処理するデータ量が比較的大きい場合でも安心です。

さらに大容量のデータを扱う場合には2022年4月にリリースされたばかりのアドバンスプランもご検討ください。容量は何と3TB、さらに以下4つの新機能が追加されました。

アドバンスプラン新機能一覧

アドバンスプランは1年契約の場合、月単価52,624円(税込) でご利用いただけます。
 

ユーザー数無制限+容量課金制でどんなユースケースでも安心

スタンダード、アドバンスいずれのプランでもユーザー数は無制限のため100人でも1,000人でも費用は固定です。データ容量は企業の成長や扱うデータ量に合わせて無制限に追加可能で(追加容量1TB/税込7,480円)、どんなユースケースでも安心。ウェブ管理画面での操作も可能ですし、普段の使い慣れたWindows、Macを使うように操作もできるため、メンバーの教育コストも不要です。まずは無料のトライアルを試してみてはいかがでしょうか?


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