クラウドサービスを選ぶ際に気になる点はいろいろとあります。導入コストやセキュリティも重要ですが、決め手になるポイントの一つは容量ではないでしょうか?DX(デジタル技術によって経営やビジネスプロセスを再構築すること)が進む中、企業間で転送・保管するデータは増加する一方です。
大容量と聞くと何となく「TB(テラバイト)」は大きそうだな…と連想されますが、実際どのくらいの量のファイルを保存できるのかイメージがわきづらいのではないでしょうか。そこで、今回の記事ではTB、GBなどストレージの容量にスポットライトを当てて、保存できるデータの量と人気のストレージサービスの容量設定について解説します。
この記事の要点
- ▶︎1TB(テラバイト)は1,000GBに相当し、フルHD動画で約166時間・デジカメ写真約25万枚を保存できる大容量単位
- ▶︎クラウドストレージは容量が大きければよいわけではなく、自社のユーザ数・業務内容・データ量に合わせた選択が重要
- ▶︎ユーザ数課金型サービスはアカウント共有によるセキュリティリスクを招きやすく、ユーザ数無制限型が安全面でも有利
- ▶︎製造・建設・デザイン・動画制作など大容量データを扱う業種では、クラウドストレージの導入が業務効率化に直結
- ▶︎法人がクラウドストレージを選ぶ際は「総容量」「ユーザ単価」「セキュリティ機能」「拡張性」の4軸で比較するのが基本
- ▶︎使えるファイル箱はユーザ数無制限・1TB(追加可)で月21,230円(税込)から利用でき、中小企業に最適な容量と料金体系
- ▶︎使えるデータプロテクトは200GB〜10TBまで選べ、BCP対策・ランサムウェア対策にも有効なクラウド型バックアップソリューション
目次
1TB(テラバイト)とは?GB、TB、実際の容量別に解説
1TB(テラバイト)とは1,000GB(厳密には1,024GB)のことです。具体的には1TB(テラバイト)の録画時間はフルHD動画で約166時間に相当します。しかし、容量が大きければ大きいほど良いわけでもありません。なぜなら、大きくても使い切れないこともあるからです。大切なのは、自社のユーザ数や業務形態に合わせて選ぶことです。
企業規模や業種に関わりなく、業務データの大容量化が進んでいるため、クラウドストレージサービスの導入が必須といえるでしょう。この点、使えるファイル箱なら1TB(追加も可能)、ユーザ数無制限で安心です。
ノートパソコンのハードディスク(HDD)1TB搭載容量とは
デスクトップパソコンに比べ、ノートパソコンには大型のHDDを搭載することは難しく、128GB(ギガバイト)、256GB、516GB、1TBなどが主流といえるでしょう。ただ、近年個人が扱うデータも大容量化しているため、hddで1tbか2tbのどちらか迷ったり、ノートパソコンでも1tbは必要と考えたりする人も増えています。そうしたニーズゆえに1テラのハードディスクの価格も以前では考えられないくらいリーズナブルになりました。
データの基本単位は1バイトで、厳密にはその1,024倍で次の単位に移行しますが、1テラは何ギガかといえば、1,000ギガと覚えておいて問題ありません。
・1,000B(バイト)=1KB(キロバイト)
・1,000KB=1MB(メガバイト)
・1,000MB=1GB(ギガバイト)
・1,000GB=1TB(テラバイト)
最近ではHDDより読み書きの速度が速く、衝撃に強いSSD(ソリッドステートドライブ)も普及しています。ただ、HDDよりも価格が高く、容量も少な目のものが多く、ノートパソコンに内蔵しているSSDは240〜500GBが大半のようです。
各メディアに換算した場合の容量比較
1TBが大容量ということは分かっても、数字だけではイメージがわきにくいと思います。以下では身近なメディアに換算してその大きさを具体化してみましょう。
📷 デジカメ写真
1枚4MBのJPEG画像
約25万枚
📱 スマホ
1台100GBのスマホ
約10台分
🎬 動画録画
フルHD動画約166時間
4K映像約65時間
🎵 音楽
1曲5MBのMP3
約20万曲
📚 文庫本
1冊100MBの文庫本
約10,000冊
いかがでしょうか?1TBの大きさがどのくらいか何となく分かっていただけたかと思います。
1TBを法人で活用している事例を見る実際に使えるファイル箱を導入した中小企業の声をご紹介しています。
クラウドストレージサービスで一般的な容量設定
それでは、使えるねっとが提供しているようなクラウドストレージサービスでは一般的にどのような容量設定なのかを見てみましょう。各企業ともさまざまなプランを用意していますが、以下では法人向けのスタンダードなプランを例に比較してみます。
上表から「使えるファイル箱」が他社に比べて必要十分な容量を備えており、料金体系がシンプルであることが分かります。また、圧倒的な魅力はユーザー数無制限です。
容量は大きければ大きいほどよいのか?
上記表では容量と料金だけを比較していますが、お気づきのように業界大手の容量設定は無制限のサービスも含めて増加傾向にあります。ただ、料金は1ユーザーごとの設定がほとんどであることに注意が必要です。
ポイント1:ユーザごとの容量が多くても「使われない」ケースが大半
大手クラウドサービスのプランには1ユーザあたり2TBなど大容量のものもありますが、ある企業内の1ユーザが2TBもの容量を効率的に利用することは非常にまれでしょう(エクセルやワードを200万ファイルも保存するでしょうか…)。
一見「大きい方がお得!」に見えがちですが、実際に運用を始めるとそこまで使わない…ということが多く、費用削減のためにアカウントを共有し、ユーザ数を減らすことで対応しようとするケースが多く見られます。しかし、複数ユーザでアカウントを使いまわそうとするとやはりセキュリティ面が懸念されます(例えば、誰がデータを削除したのか分からなくなるなど)。
また、オンラインストレージの最大の魅力である「フォルダ毎、ユーザ毎に誰が何を閲覧、編集できるかを一元管理できる」メリットが失われてしまいます。「重要なデータは結局部長の個人PCの中」、なんていうことが起こってしまいかねません。せっかく大容量のプランを契約しても宝の持ち腐れになってしまうだけでなく、結果として自らセキュリティの脆弱性を招いてしまうため、費用削減のためのアカウント共有はおすすめできません。
ポイント2:「ユーザ数無制限」だと容量もセキュリティ効果も両立
逆に使えるファイル箱のようにユーザ数無制限であれば、追加料金なしで全社員や取引先でフォルダを分けて、無駄なく容量を共有できます。基本プランでは1TBご利用いただけるため、中小企業のユーザ様には十分な容量です。ユーザごとにアカウントを作成し、退職や契約終了などで不要になったら削除するだけで済むため管理・セキュリティ面でも安心です。
このようにクラウドストレージサービスは容量が大きければよいというわけではなく、自社の業務内容や使用する人数、扱うデータ量や種類に合わせて選ぶことが大切です。
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法人がクラウドストレージ容量を選ぶ際の4つの判断基準
個人と異なり、法人がクラウドストレージを選ぶ際には「容量の大きさ」だけで判断するのは危険です。社員数・業種・データ種別・将来の事業拡張まで含めて、以下4つの軸で総合的に評価することが重要です。
① 総容量よりも「ユーザ単価」を確認する
ユーザ数課金型サービスは、社員が増えるほどコストが線形に増加します。20人・50人・100人と成長する組織では、導入時点の単価だけで判断すると後から大幅なコスト増になるケースが少なくありません。初期費用とランニングコストを3年・5年単位で試算し、組織規模ごとの総コストを比較することが重要です。使えるファイル箱のようにユーザ数無制限・容量課金のモデルなら、人数増加によるコスト変動リスクがゼロです。
② 扱うファイルの種類で必要容量は大きく変わる
業種ごとの目安として参考にしてください。
③ セキュリティ要件を容量と同時に確認する
容量の大きさだけでなく、「誰が何にアクセスできるか」を制御できるかも重要な選定基準です。法人利用ではフォルダ単位・ユーザ単位のアクセス権限管理、外部共有リンクの制御、IPアドレス制限、デバイス認証などが必要になるケースがあります。特に機密データを扱う部門がある場合、セキュリティ機能が不十分なサービスは容量が大きくても要件を満たせません。
④ 容量の拡張性・上限を確認する
事業の成長に伴い、保管するデータ量は増え続けます。導入時点の容量が十分でも、2〜3年後にストレージ移行を余儀なくされるケースは珍しくありません。追加容量の単価・上限・手続きの手軽さまで含めて評価することが長期的なコスト最適化につながります。使えるファイル箱は1TB単位で無制限に容量追加が可能(追加1TB:20,000円)なので、事業規模に合わせてスモールスタートできます。
自社に必要な容量・プランをご相談ください使えるファイル箱はトライアルで実際の使い勝手をお試しいただけます。
大容量データが必要な場合とは
使えるファイル箱の初期容量が1TBに設定されているのをはじめとして、クラウドストレージサービスが大容量化しているのには理由があります。それはコロナ禍やDX推進に伴い、企業が生み出し、やり取りするデータ量が増加しているからです。
総務省の調査によると、2022年11月の国内固定系ブロードバンドインターネットサービス契約者の総ダウンロードトラフィックは約29.2Tbps*(推定)で、前年同月比23.7%増でした。
*Tbps(テラビット毎秒):1秒間に何兆ビット(1テラビット = 1,000GB)のデータを転送できるかを表す単位。
業務データの大規模化が進み、データ保管・共有ニーズが拡大
これまでは企業間のデータのやり取りはメールやFTP(ファイル転送プロトコル)が主流でしたが、転送できるデータ容量に制限があり、送信する際に圧縮や加工、分割などが必要でした。メールに添付できるデータ容量は10~100MBであるため、高画質の画像ファイルや映像を送りたい場合はほぼ不可能です。
こうしたやり取りがスムーズに行えなければ時間のロスが発生し、工期に大幅な遅れが出てしまうことになります。テレワーク導入で業務拠点がさらに増加しているため、データをどのように保存、共有していくか、この課題を首尾よく解決できなければ、企業は結果的に競争優位性を失ってしまうでしょう。
業務で大容量データを使用する場合の例
以下に具体例を挙げてみましょう。
- ・製造業などで設計・書類データをやり取りする場合
- ・海外にエンジニアやクリエイター、マーケターを抱えており、言語やOSの違いを超えて情報共有する場合
- ・建築・建設業において、施工者とCADデータ・図面・現場写真のやり取りをする場合
- ・研究所が解析した巨大な研究データを送付する場合
- ・デザインデータを印刷・広告会社に送信する場合
- ・国内メーカーが海外工場に作業手順に関する説明動画を送付する場合
いずれもクラウドストレージサービスなら共有がスピーディー、安全かつ簡単です。
製造・建設・デザイン業の大容量ファイル共有に使えるファイル箱なら取引先へのIDの割り当ても無料です。
クラウドバックアップサービスで一般的な容量設定
バックアップをクラウドサービスを使って行う場合、どのくらいの容量が必要になるのでしょうか?基本的にはバックアップは端末に保存しているデータが使用できなくなった場合のためのものですから、それと同容量と見積もっておくとよいでしょう。もし、複数台の端末にデータを格納している場合、その合計の容量が必要になります。
クラウドバックアップの容量・プランを確認する200GB〜 BCP・ランサムウェア対策にも対応しています
使えるファイル箱を導入した事例を紹介
数あるクラウドストレージサービスの中で、容量1TB、ユーザ数無制限の「使えるファイル箱」の使い勝手はどうなのでしょうか?それを知るには実際に導入した中小企業様の事例を見てみるのが一番です。以下、2つご紹介いたします。
ビジネスアプリケーション開発やネットワーク構築を行っているIT企業
トラステックは主軸である金融に加えて、交通・医療の分野にも事業展開しているIT企業です。
クラウドストレージサービスの導入にあたって、使えるファイル箱を選んだ決め手は1TBの十分な容量と固定料金制の2点だったようです。
導入後、エンジニアが客先からでもファイルを閲覧できたり、オフィスに戻らずとも資料のやり取りを行ったりできるため、交通費や移動時間の節約に繋がっていると実感しておられます。
また、ユーザ数無制限で社員だけでなく、取引先にもIDを割り当てて使えるため、システム開発など共同作業をする際にとても使いやすいとのことです。さらにファイルをすべてクラウド上で管理してもらえていることで、災害時も安心して構えていられるともおっしゃっています。
使えるファイル箱で業務効率化を達成した導入事例の全文はこちらからご覧ください。
電子部品の製造や精密板金・塗装などを手掛ける老舗企業
松代工業株式会社は1958年の創業以来、電子部品および精密板金を軸にものづくりを通じて人々の豊かな暮らしや社会発展に貢献してきました。昭和・平成・令和という3つの時代を駆け抜けてきた同社は、変化に迅速に対応する先進的でチャレンジ精神旺盛な企業でもあります。
松代工業ではこれまで自社でファイルサーバを運用していましたが、日常的な運用コストだけでなく、定期的な物理サーバの入れ替えやアップデートが担当部門のリソースを圧迫していました。そうした中、ファイルサーバのクラウド化を模索し始め、最終的に「使えるファイル箱」を選択しました。
決め手になったのは、その「空気みたいに使える」使いやすさとシンプルさだったと言います。現在、同社では総務や経理に加えて、工場で発生したさまざまな品質保証データのやり取りに使えるファイル箱を活用しているとのこと。いずれは図面などの共有にも使いたいとおっしゃっていますが、余裕ある1TBの容量のため、将来性も抜群です。
事例記事の全文はこちらからご覧ください。
使えるデータプロテクトを導入した事例を紹介
データ容量が気になるのはクラウドストレージだけではありません。万が一に備えて利用するバックアップサービスの容量も、必要十分な大きさを選択する必要があります。
バックアップ先としてはオンプレミス(自社で保有、管理しているシステム)か、クラウドストレージが一般的です。総務省の情報通信白書(令和6年版)によると、クラウドサービスを利用している企業は77.7%(「全社的に利用している」50.6%、「一部の事務所又は部門で利用している」27.1%)で、そのうち42%が「データバックアップ」に利用していると回答しました。2019年には31.4%だったのが、5年で10%以上増加しており、データバックアップにクラウドサービスを利用する企業は今後ますます増えると思われます。
この点、使えるねっとが提供する「使えるデータプロテクト」は初期費用不要で簡単に導入でき、効率的かつ安全な完全クラウド型バックアップソリューションとしておすすめです。容量は企業の事業規模や従業員数に合わせて、200GB~10,000GB(=10TB)まで選べます。
ここでは、使えるデータプロテクトを導入した中小企業様の事例をご紹介しましょう。
全国約400社の中でトップシェアを誇るクラフトビールメーカー
株式会社ヤッホーブルーイングの基幹系システムは、サーバ1台、クライアントPC25台ほどからなるクライアント/サーバシステムで、従来NASへバックアップを取っていたそうです。しかし、バックアップの失敗が頻発するようになり、BCP対策の観点に加え、専門的な知識がなくても簡易にシステムを復元できるようにするため、2018年からクラウドバックアップを検討するようになったと言います。その際、重視したのがコストとバックアップ機能のバランスでした。
比較検討した結果、コスト面で最も優れていた「使えるデータプロテクト」をトライアルで使ったみたところ、操作のしやすさ、ランサムウェア対策機能が決め手になり、2019年1月から使えるデータプロテクトの正式利用をスタートしました。
最初のフルバックアップは2時間ほどでスムーズに完了し、その後の毎日の増分バックアップも数分以内で終了すると言います。毎日のバックアップ完了をメーリングリストに通知するように設定したところ、メンバーのバックアップに関する意識も大きく向上したそうです。
事例記事の全文はこちらからご覧ください。
使えるデータプロテクトは月あたり2,400円〜、用途や容量に合わせて多彩なプランから選べます。
使えるファイル箱で容量ニーズと高度なセキュリティ要件を両立
テラバイトのクラウドストレージサービスである使えるファイル箱はユーザ数無制限で、スタンダードプランなら1年契約をしていただくと月あたり23,200円でご利用いただけます。
容量に関しては、WordやExcelのやり取りや保存であれば特に気にする必要はありませんが、前述したように建築会社やデザイン・動画の制作会社は専用のツールを用いて作業するため、そもそも処理するデータが大きくなりがちです。1TBの大容量であれば、個々の社員が処理するデータ量が比較的大きい場合でも安心です。
さらに大容量のデータを扱う場合にはアドバンスプランもご検討ください。容量は何と3TB、さらに以下4つの機能が追加されます。
アドバンスプランは1年契約の場合、月単価66,000円(税抜)でご利用いただけます。
ユーザ数無制限+容量課金制でどんなユースケースでも安心
スタンダード、アドバンスいずれのプランでもユーザ数は無制限のため100人でも1,000人でも費用は固定です。データ容量は企業の成長や扱うデータ量に合わせて無制限に追加可能で(追加容量1TB/税込8,580円)、どんなユースケースでも安心。ウェブ管理画面での操作も可能ですし、普段の使い慣れたWindows、Macを使うように操作もできるため、メンバーの教育コストも不要です。まずは30日間無料のトライアルを試してみてはいかがでしょうか?
FAQ
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