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VPS、VDC...混同しがちなクラウド用語徹底解説

   

: 用語 , 解説 , クラウド

By blog Sep 25 2019

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クラウドの世界には、業界でよく使われる専門用語がたくさんあります。中には、VPS、VDC、VPNなど、混同しがちな紛らわしい用語も。今回は、知っておきたいクラウド/ホスティング用語を10個まとめて紹介します。
 
VPS
VPSは、共有サーバのように「ひとつの物理サーバを複数ユーザーで共有する」という形でありながら、仮想化技術によってそれぞれを独立させることで、専用サーバのような使い勝手を実現したサーバのことです。コストパフォーマンスの良さから今人気が拡大しています。
 
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VDC
バーチャル・データセンターの略で、システム基盤の運用に必要なネットワーク、サーバ、クラウドなどを、仮想のデータセンターとして一括で提供するサービスのことです。機密性の高いプライベートな環境を確保しつつ、保守・メンテナンス等のコストを抑えられるという利点があります。
 
VPN
VPNは、インターネット回線の上に仮想のプライベートネットワークを構築して、安全な通信を実現するテクノロジーです。社内の複数拠点間をセキュアなネットワークでつなぎたいときによく用いられます。
 
WAF
Webサーバへのアクセスをモニタリングし、不正アクセスや悪意あるアクセス、Web攻撃などを自動でシャットアウトするアプリケーションがWAFです。最近では、低コストで運用でき、導入も簡単なクラウド型WAFが注目されています。
 
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DR
ディザスタリカバリの略で、災害などの被害に遭ったときに問題なくシステムを復旧できる体制を構築することを指します。地震などの自然災害が多い日本では、DR対策が不可欠です。主なDR対策としては、クラウドなどを活用したオフサイトへのデータバックアップなどが挙げられます。
 
BCP
BCPとは事業継続計画のことで、不測の事態が発生しても事業を継続できるよう、事前に対策を計画としてまとめることを意味します。BCPで想定すべきシナリオは、自然災害はもちろんのこと、サイバー攻撃、情報漏えい、火災など様々です。
 
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IaaS
「Infrastructure as a Service」の略で、サーバなどのITインフラストラクチャーを、クラウド経由で提供するサービスのことです。自社で保守やシステム更新などを行う必要がなく、容量などもニーズに合わせて柔軟に変更できることから、中小企業やスタートアップ企業を中心に導入が広がっています。
 
SSL
SSLは、インターネット上で通信を暗号化し、データのやり取りを安全に行えるようにするプロトコル(通信手段)です。WebサイトにSSLを導入することで、データの盗聴、改ざんなどを防ぐことが可能になり、クレジットカード情報や機密性の高い情報をセキュアに送受信できるようになります。
 
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可用性
可用性とは、システムを長時間安定して稼働し続けられる水準のことを指します。高可用性を実現するには、システム障害やアクシデントを極力排除し、万が一の事態が起こっても継続してシステムを動かし続けられるような体制を構築しないといけません。
 
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冗長化
冗長化とは、システム障害などが起きた場合に備えて、予備のシステムやハードウェアを常時稼働させておくこと。冗長化は、システムの高可用性を確保するための手段として、もっとも一般的なもののひとつです。
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